正しい会見とは何かを考えてみた


それにしても腹の立つのがあの日大アメフト(元)監督・コーチの記者会見。そして日大広報部が権力の番人だったことを図らずも露呈させ、日大の体質があの「タックル」を生む土壌があったということを世間に知らしめました。
これで来年の「日大受験者が激減するに違いないない」と思いました。
普段はそんなに好きな人ではない、橋下徹が結構いいことを言っています。 “正しい会見とは何かを考えてみた” の続きを読む

赤頭巾ちゃん気をつけて ~「知性」を育て手放さないこと~


1969年に出版された「赤頭巾ちゃん気をつけて」を読み返してみました。なんと来年で出版50年。すごいなあ。(口調が庄司薫っぽくなっている)
外的状況━安保闘争で1969年の東大受験がなくなったり、学校群が導入されたりと時代的なものはあるけれど、全く古臭くなく、むしろ「いつ読むの?今でしょ!」的な新しさがある、と思いました。 “赤頭巾ちゃん気をつけて ~「知性」を育て手放さないこと~” の続きを読む

「日大アメフト会見」と映画「ア・フュー・グッドメン」


昨日の日大アメフト加害者選手の会見を見ていて、アメリカ映画の「ア・フュー・グッドメン」を思い出しました。
アメリカ海兵隊の基地の事件で一人の一等兵が殺され、逮捕された兵隊2人が、実は大佐(ジャック・ニコルソンの演技がすごい!)の「制裁の命令、コードレッド」を履行しただけであり、そのことを法廷で証明すべく若き弁護士である中尉(トム・クルーズ)が頑張る、というストーリーです。(1992年制作) “「日大アメフト会見」と映画「ア・フュー・グッドメン」” の続きを読む

樹木希林 ~大ブレイク中~


カンヌ映画祭で是枝裕和監督の『万引き家族』がパルムドール賞をとりました。
私が最近注目している『樹木希林』も出演し、今や飛ぶ鳥落とす勢いな感じです。
この方は、自身のがんが再発してからテレビドラマは断り、映画を中心に仕事をしているらしいのですが、オファーがひっきりなしにあり、今更ながら存在感を示しています。 “樹木希林 ~大ブレイク中~” の続きを読む

ロイヤルウェディング ~5月19日~


5月19日(土)故ダイアナ妃の次男ハリー王子とアメリカ人女優のメーガン・マークルさんが結婚しました。
ロイヤルウエディング、放送の全部を観たわけではないけれど、「イギリス王室」の重みを感じました。
なんと言ってもメーガンさんが到着し、小さな子どもがメーガンさんのベールを整えると、教会の階段を一人で上り始めたことに驚きました。
そして、それがとても彼女らしいと感じたのは私だけではないはずです。 “ロイヤルウェディング ~5月19日~” の続きを読む

西城秀樹の訃報 ~野口五郎のテイクアウトライブカード~


歌手の西城秀樹さんが亡くなりました。63歳。
亡くなるとわかるその人の「偉大さ」、それと「自分が大衆」だということ。
マイケル・ジャクソンのときもそうだったけど、「生きているうちに何か応援できなかったのか」という脈絡の全くない感情が発生するのです。(意味も理由もない) “西城秀樹の訃報 ~野口五郎のテイクアウトライブカード~” の続きを読む

『己が手にしたものが取るに足らぬ』と知る力 ~トンイ~


2年前になるのですが、あの『チャングム』のイ・ビョンフン監督が演出した『トンイ』を視聴して、とっても印象に残ったセリフがあります。

トンイの父は死体を検視する、いわば李氏朝鮮時代では賤民の身分ながら、父と兄に可愛がられトンイは幸せな生活を送っていました。
トンイ父が頭目として活動していた「コムゲ」という組織が両班と対立し、(逆賊として)父と兄が殺されてしまってからトンイの運命が大きく変わります。 “『己が手にしたものが取るに足らぬ』と知る力 ~トンイ~” の続きを読む

『Imajination』について ~「あしながおじさん」より~


忙しい日々が落ち着いてきてにもかかわらず、なかなか「やる気」が出ないことって多々あります。今の私の状態がそれ。
ユーキャンの「整理収納講座」は慌てて課題を提出したものの、「やっつけ感」のみだったのです。
また反省することが増えてしまった。

そこで、ちょっと素敵な「言葉」を集めることをしてみようと思いました。 “『Imajination』について ~「あしながおじさん」より~” の続きを読む

「ラプラスの魔女」のつまらなさを語る


ゴールデンウィークもとっくに終わり、普段の日々が戻ってきました。
特に何をしたわけではないのですが、「ラプラスの魔女」櫻井翔君の映画が5月4日に封切られて、当日観たのです。が、ぶっちゃけ面白くなかった!!(あくまで個人の感想です)実際期待してはいなかったのですが、(思った以上に)つまらなかった。(寝た!)
インターネット予約で全くの値引きなし。(開始10分で後悔・・・・これなら『コナン』にすればよかった・・・・)
一年前の「帝一の國」がなんの情報もなく、なんの期待もしないで観たのに「傑作!」とうなったのと、対照的でした。 “「ラプラスの魔女」のつまらなさを語る” の続きを読む