香川照之の乱行 ~男性優位思想が招いたこと、ではない~ハズ



香川照之のスキャンダルが世の中を賑わせています。
「歌舞伎界」というのはどうしてこうも「性スキャンダル」が多いのでしょう。
香川照之は40代であこがれの「歌舞伎界」に身を置いたのだけれど、父の血を受け継いだ自負が招いたとしたら、「歌舞伎界のスキャンダル」こそ彼にとっては栄誉かもしれない、とも思ったりして。
いや、遅まきながらことの重大さを認識していることでしょう。 “香川照之の乱行 ~男性優位思想が招いたこと、ではない~ハズ” の続きを読む

粟屋憲太郎著「東京裁判への道」


今年も終戦記念日という日がやってきました。
「東京裁判への道」粟屋憲太郎著、を読んでA級戦犯を裁くプロセスが少しわかった気がしました。
なんと言っても面白いのは、天皇の側近で内大臣だった木戸幸一の尋問記録。
木戸の取り調べは回数が多く、「昭和天皇平和論者」「パールハーバー奇襲攻撃を知らなかった説」等、「天皇」がどう利用され、戦争に関わったかを徹底的に追及されていて、調書を読むだけで、昭和天皇の矛盾点が浮かび上がります。
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「愛の不時着」~記憶喪失になってもう一度観直したい~


なかなか更新できずに、早数カ月。
ヒョンビンとソン・イェジンの結婚、いや~めでたい。

「愛の不時着」の続編になったようなウェディングの写真。
あと出しだけれど、ソン・ジュンギとソン・ヘギョの結婚写真よりもずっと「楽しそう」で「幸せそう」
末永くと願わずにはいられません。

ネットフリックスでは、この二人の結婚が決まってからずっとベスト10に「愛の不時着」が入り続けています。
どんだけ、好きなんだ日本人。

ユーチューブのコメントに、「記憶喪失になってこの「愛の不時着」を観なおしたい」と。
思わず膝をたたきました。

私も全くの同感。

「和田家の男たち」~韓ドラとの違い~



「和田家の男たち」が12月10日に終わりました。
予想がついたとはいえ、和田秀平(佐々木蔵之介)の「大スクープ」は放送出来ずに、そして「退職」。
8回という短さの中でのエンディングは難しいのかもしれません。
多少の物足りなさは感じたのですが、「日本的」でもありました。 “「和田家の男たち」~韓ドラとの違い~” の続きを読む

「マイネーム:偽りと復讐」からの「彼女の私生活」



「マイネーム:偽りと復讐」、ああああああ、全然好きなジャンルではなかった。
アン・ボヒョンがどうこうの前に、ちゃんと視聴ができなかった。
「イカゲーム」にしてもそうなのだけれど、暴力的で血の流れるシーンが多々あるドラマも映画も好きではない。 “「マイネーム:偽りと復讐」からの「彼女の私生活」” の続きを読む

「ナ・イヌ」と「アン・ボヒョン」



次から次へと新作が続くドラマ界、なかなかついていけない。
内容では選べなくなっているので、興味を持った俳優から入ろう、となんだか初心に戻ったような今日この頃。 “「ナ・イヌ」と「アン・ボヒョン」” の続きを読む

キム・ソンホから考えること



一気に視聴するドラマがない中、10月が終わろうとしています。
今現在、ネットフリックスの「恋慕」を観ているくらいです。
さんざん世間を騒がせた「海街チャチャチャ」に主演していたキム・ソンホの話題は出尽くした感があり、何かまた世間は話題を見つけてゆくのだと思います。 “キム・ソンホから考えること” の続きを読む

「刑務所のルールブック」~パク・ヘスの力~



「刑務所のルールブック」の面白さは「どん底からの復活」を描いたことだと思うのです。
妹が暴行され、犯人を過剰に殴打し死亡させてしまい(やらなかったら殺されていた可能性もあった)実刑判決を受けた野球のスター選手、パク・へス演じた「キム・ジェヒョク」に何故かハマった。 “「刑務所のルールブック」~パク・ヘスの力~” の続きを読む

「D.P. -脱走兵追跡官-」2



繰り返し見るにはちょっと重い「D.P. -脱走兵追跡官-」だけれど、すごい作品だということは、日々確信が強まっています。
この誰もが隠したい軍の闇にメスを入れたネットフリックスと作品にかかわったスタッフに敬意を表したい。 “「D.P. -脱走兵追跡官-」2” の続きを読む

「D.P. -脱走兵追跡官-」



ネットフリックス話題の「D.P. -脱走兵追跡官-」全6話。このドラマを面白いと素直に言ってしまうのにはためらいがあるけれど、「衝撃的ドラマ」であることは確かです。チョン・へインの当たり役となったのではないか、とも思います。 “「D.P. -脱走兵追跡官-」” の続きを読む