運命100%の恋 ~ツッコミどころは満載~



「運命の恋100%」をテキトーな中抜きで視聴した後、再視聴をしました。
ツッコミどころは多々あれど、シン・ジャオリンのツンデレと、リャン・ジェイの序盤から後半にかけての変身ぶり、キュンキュンシーン多々あり、なかなかの出来だったと思います。

?の始めは、リャン・ジェイが「妊娠」をしたという想定で結構な話数が繰り広げられるのだけれど、なかなかお腹は大きくならず、途中へそ出しのTシャツ、思いっきり短いパンツのいでたちが、「冷えるんじゃないか」という親戚のおばさん状態になり、ドラマに集中できないことしばしば。

リャン・ジェイの担当の産科医が有名な先生らしいのだけど、かなり暇そうでシン・ジャオリンが「マタニティー教室」に来ていないのまで把握しているという状態が謎。。

そして、極め付けの「医療的行為」にびっくりなシーン。
リャン・ジェイのいとこが止まったエレベーターで産気付いてしまうのだけど、シン・ジャオリンは1~2回の「マタニティー教室」を受講しただけなのに、急にイニシアティブをとって、「子宮口はどのくらい開いている?」とリャン・ジェイに尋ねるくだりなんて????。

リャン・ジェイも「指3.4本」なんて答えていて、「オイオイ」とツッコミを思わず声を出してしまったくらいでした。
中国にはドラマ検閲がある、と聞いたことがあるのだけど、これはスルーされたらしい。

シン・ジャオリンとリャン・ジェイの運命を狂わせる「悪女」のアンナ。
彼女はジャオリンの恋人で、ジェイを助けたこともある良い人と思いきや、かなりのハラ黒で、ジャオリンがジェイへの「結婚契約」として追加した書類を「離婚契約」として作り替え、すり替える。

「出産しても子どもとジェイと一緒に暮らす」という一文を「出産後子どもは自分(シン・ジャオリン)にリャン・ジェイは親権を手放す」に替えてしまったわけです。

ショックで部屋から飛び出し、交通事故に遭うジェイ、子どもは流産。
(リン・ジェイを追いかけるときに、シン・ジャオリンがアンナを突き飛ばし、アンナは骨盤がずれ、妊娠が難しい身体になる、というシチュエーションも????だけど)

すれ違いのまま、3年が過ぎ、ジェイが陶芸家としてデビューしたハンガリーで再会。
「誤解」が解けずに、わだかまりを持つジェイ。

二人で状況説明し、当時のことを話し合えば、すぐに誤解が解けるはずが、なぜかそれをしない。
シン・ジャオリンはストーカー状態になり、アプローチに必死。
ドラマ初盤のツンツンからのデレデレを表現しているのだろうけど、ともかく、お互いに「書類」の誤解を解いて!!と思うばかり。

そんなこんなで、ハッピーエンドはホットするけど。
とはいえ、シン・ジャオリンはカッコイイ、というのが結論です。(ちょっと柄本佑に似ている。そういえば、私、柄本佑も好き、ということに気が付きました、今更)