ペ・ヨンジュンについて


チェ・ジウの魅力を語ったのなら、やはりヨン様を語らなくては。最初に「冬ソナ」を観たときに思ったことは『声が素敵』ということです。ビョンホンの声も素敵だけど、それに負けないくらいの美声だと思います。
チョンアオンニがミニョンの写真を見ていて、「これで声が良かったならパーフェクト」という話の後にすぐ電話があり、「パフェクト」(と聞こえる)いうセリフがあるのですが、まさにその「パーフェクト」なのだと思います。180cmの身長は、がっちりしていてもっと高く見えるし、何よりバランスがいいのです。
(180cmの身長が韓国ではミドルサイズになるってことは後から知りました)

2004年にNHKの放送で「冬ソナ」に夢中になった後、すぐに「ホテリアー」を観たのですが、(かなりの数のオバサンが同じような行動をとったはず)今一つ夢中になれず、ネット情報では、「冬ソナ」よりも「ホテリアー」が好き。と言う人も大勢いるようですが、これは例えると「ベルサイユのばら」よりも「オルフェウスの窓」が好き、っている人がいるのと一緒です。(私は断然「ベルばら派」)
つまり、人の趣味はいろいろってことです。
ホテリアーは、ヨン様が2年間の空白ののちに登場した記念すべき作品です。

このヨン様空白の2年間は、彼の性格があらわれています。その風貌から貴公子的な役が多く、少し影のある難しい役をやろうと意気込んだ「愛の群像」で、序盤の良かった視聴率が徐々に落ち込み、ついには50話が44話に短縮、視聴率で言えばそのまま上昇せずに終わったそうです。(1999年~2000年)その後のドラマの降板劇でマスコミに叩かれ、それにも傷ついたとか。
ヨン様は、2年間俳優を休業、大学に通ってみたりと勉強に励んだそうです。
「真面目」な人です。その2年のブランクの後の復帰が「ホテリアー」だったのです。同じ時間帯で「美しき日々」が放送され、どちらのドラマも人気になったらしいのですが、ヨン様に限っていえば、クールな企業ハンター役が評価され、完全復活と評判になったそうです。

それにしても「ホテリアー」のシン・ドンヒョクが魅力的に映らなかったのはなぜか。それはイ・ミニョンにあまりにも惹かれてしまったのだと思います。(チュンサンよりもミニョン派)
包容力があって、紳士、と思いきや強引なところもあり、なにより知的で優雅でゴージャス。日本のドラマのどこにもいないキャラクターだ、と思ったのです。

そんなヨン様も、いまや企業家。資産の総額が何十何百億とか。
女優パク・スジンと結婚して順調な結婚生活、資産家としての道を着実に歩んでいるようです。今後俳優は「趣味」の範囲になるのではないでしょうか。
真面目な性格が企業家としての成功を導いたのでしょう。資産はかなりの割で「冬ソナがらみ」ではないかと。
週刊誌ネタで、飛行機の中で部下に叱責をしているヨン様、という記事があったけど、あながち「デマ」ではないんじゃないか、と思うのです。それだけ従業員に厳しくなかったら、成功はしないもの。「微笑みの貴公子」もファンに対するサービスの一環ととらえているはず。

もしかしたら、ミニョンのキャラクターよりも、「ホテリアー」の企業ハンタードンヒョクに近い人なのかもしれません。