「1%の奇跡~運命を変える恋」にはまる


1月が終わりました。2月は一番寒い月、というイメージがありますが、もう少しで「春」というあとちょっと我慢すれば次第に暖かくなる、という月でもある気がします。

ちょっと最近幕末・明治にこだわっていたけれど、今日は突然の「韓ドラ」。かなりベタな「ラブコメ」なのですが、久々にはまってしまった。ストーリーは知っているのに続きが見たい、なんてほんと久々の感情です。なんといっても、ドはまりしたのは、ハ・ソクジン主演の「1%の奇跡~運命を変える恋」(2016年制作全16話)です。

カン・ドンウォンとキム・ジョンファの共演で2003年に制作されているので、2016年度版はリメイクなのですが、2003年のドラマの大ヒットからすると、視聴率的にはふるわなかったようです。
でも、でも、私は2003年版はリタイアしているので、こちら(2016年)を高く評価します。

ちなみに、2003年版は26話(おそらく1時間)、2016年版は16話(40分)なので、ぐっとスピードがUPして、余計なダラダラがないのがとてもいいです。2003年は、家族愛も大きなテーマですが、そこらへんの描写は削られ、二人の恋愛に焦点が当てられています。

大まかなストーリーは前作と同じです。イ・ジェイン(ハ・ソクジン)は超自己中わがままな御曹司。倒れている男性を助けた小学校教師キム・ダヒョン(チョン・ソミン)、実はその男性はジェインの祖父で財閥の会長でした。ダヒョンの真っ直ぐで正義感ある性格を気に入った会長(チュ・ジンモ)は孫のジェインがダヒョンと結婚することを条件に遺産を相続させることを思いつきます。取りあえず、半年の交際を約束する二人のストーリーです。

ハ・ソクジンの「ツンデレ」がたまらない。この人は絶対にいい人~。ものすごく美形というのでもないし、群を抜くスタイルの良さというのでも、超抜群の演技力、でもないのですが、なんかこの人から伝わる「愛嬌」を感じるのです。そして、人としてのおおらかな感じと包容力。明るい人だと思います。また1982年生まれで、今年36歳だけど、まだ独身っていうのも「うれしい」ではないですか。

なんか率直な人のようです。インタビューで「オリジナルは見ましたか?」と聞かれ、「当時は見ていなかった。1.2話見たが、新人俳優が演じているので、参考にならない。オリジナルな作品と思って演じたい」と。

この発言は結構直球です。確かに、カン・ドンウォンが21・22歳、どうにも会社を経営しているようには見えなくて、のめりこめない部分がありました。それから比べればず~っとリアリティがあるソクジンのホテル経営者の役柄に説得力があります。そして、また恋愛中心のドラマになっているので、「キスシーン」がたっぷり。
そのこともまたこのドラマの売りだったらしいのですが、結構本気でキスしています。「編集作業をした女性たちが『キャーキャー』と言って観ていた」そうです。

ダヒョン役のチョン・ソミンも30歳くらいで、キム・ジョンファは2003年当時20歳そこそこだったことを考えると、大人同士の雰囲気も納得できます。
ソクジンのキスが上手だった、とソミンが言えば、撮影中ずっとソミンさんが好きだった、というコメントを双方が出しあっていることを考えれば、ドラマは2年前だけど、もしかするともしかするかも。

それもちょっと楽しみです。