「2020年の東京五輪は中止か、延期か」
つくづく思うのは渦中にいる人が「やめる」決断をするのがいかに難しいことか、ということです。
ダラダラと続ける、それがいかに一番たやすいことか、を感じます。
東出昌大の3年間もそんな感じだったのだろうと思います。
記者会見?謝罪会見?がありました。
不倫報道が出て、唐田えりかとは別れたとか。
なんだかなあ。
彼はひたすら謝り、杏が許してくれれば元のさやだけど、唐田えりかはどうなる?
謝って許してくれるべき人がいないのは、彼女には「元のさや」がないってこと?
結局、不倫って女性がソンだ、ということを証明した気がします。
こうなったら、唐田えりかに是非復活して欲しい。
不倫をしても復活した人を思い起こしてみたのだけど、やっぱり思いつくのは、「樋口可南子」。
今やソフトバンクのお母さん役での認知しかない方ですが、コピーライターの糸井重里との不倫が発覚した時のセリフが潔かった。
「好きになった人に奥さんがいただけ」とかなんとか言って、結局略奪愛の結論に持ってった。
そのときの経験があっての「女優」の道。
あとは斉藤由貴。
この人のゆるやかなしたたかさは、やっぱり女優としての「力」を感じます。
なんだかんだと言っても必要なのは、メンタルの強靭さ。
叩かれても、アンチに書き込まれても、めげないココロ。
多分、そんな「強きココロ」を唐田えりかも持っているはず。
まずは、舞台で実力をつける、インディーズの映画に出演、いつの間にかゴールデンにも・・・・
4・5年アルバイトをしながら、一から頑張るのです。
この「アルバイト」をする、というのがみそで、復活時のエピソードとしてなかなかひかるわけです。
不倫からの再出発ではないけど、二世デビューからの挫折のエピソードとして、神田沙也加が接客のバイトをしていたこと、とても楽しかったことを語っていたのが印象的でした。
葛藤も感じるし、いろいろな体験を経ての「ブレイク」に必然性を感じるのが「大衆」というものだ、と思いました。
唐田えりかが再出発するに必要なのは、単純に言ってみると「苦労話」。
それは、裏方的で肉体労働的で地味な「仕事に従事した体験」がベストです。
ところで、「杏が好きか、唐田が好きか」の質問へのベストなアンサーってなんだろう。
「答えられない」と言った東出は、かなり正直な人と見た。
「(信じてもらえないかもしれないが)妻を愛している。その証明をこれからしていきたい」と言えば、模範解答だったと思うのに、とっさに「唐田えりか」が頭に浮かんだに違いない。
一方に憎まれても(どちらかを)選択する、ということが出来ない人なのだ、ということを図らずも証明してしまった。
「妻を傷つけることになるから答えられない」というアンサーは、かなりマズイ。
心は忘れていない、ということを公に向かって言ってしまった、ということではないか、と思うのですが。