「シークレットガーデン」~ヒョンビン沼にハマっても…~



「シークレットガーデン」を連休中に制覇!
やっぱり自分のテイストとはかけ離れているということを実感。
ヒョンビンの美しさとハ・ジウォンのかわいらしさを持ってしても、やっぱり挫折しそうになった。
あの「上流階級」と「庶民」の対立にうんざりしたのと、「魂の入れ替わり」に疲れた。
だから~??という気持ちになってしまって、最後はもう完走するための「視聴」になってしまった。

ヒョンビン演じたキム・ジュウォンのツンデレ俺さま振りも、なんかかなり腹立たしく、そしてジュウォンオンマには「殺意」さえ抱いてしまった。(女優さん上手いけど)
オスカー演じたユン・サンヒョンと初恋の人を演じたキム・サラン、この二人の対立(というか痴話げんか)もどうでもよかった。
ユン・サンヒョンのワーワーしゃべる声がちょっと耳障りな気がしてしまった。
この人自身のキャラクターが全面出ている感じ?
人柄が良くって、きっと開放的な人なのでしょうけど、役者としての深みを感じなかった。

ハ・ジウォン、キレイで主演女優としての実績もある人なんだけど、思ったのは、「コミカルシーン」が下手じゃないか?ということ。
この人の性格はおそらく、そんな明るくなくて、どこか影がある人なような・・・・・
キル・ライムという役としてのハマり具合はあったと思うのですが、演技の幅はさほどではない、そんな気がしました。
アクションが出来る人、というのはよくわかるのだけど(ものすごく運動神経がいいらしい)、つい比較してしまったソン・イェジンとヒョンビンのラブシーン。

シチュエーションが違うということはあるのだけど、ソン・イェジンの本気感、というか役との一体感。
プラスシリアスとコミカルを演じ分ける女優としての力。
コメディエンヌとしてもポップでお茶目な側面をいかんなく表現できる上手さをハ・ジウォンとの比較で感じた次第です。

私の中のソン・イェジン押しが強まった、ということでもあるのかもしれません。
随分ハ・ジウォンを貶めてしまった・・・・・(なんの利害関係もありませんが)

俺さまヒョンビンは、悪くはないけど、リ・ジョンヒョクをみてしまった後には、「違~う!!」と思ってしまう。
ヒョンビンには俺さまよりも、ひたすら尽くす役が似合う。

お顔のメンテはしているのでしょうけど、それにしても10年の時を感じさせないヒョンビン。
それよりも何よりも、「シークレット」の時より、役のために一回り筋肉をつけていて、上半身の厚みがすごい。
北の将校の役ゆえのヘアスタイルがこれほどマッチするのもすごい。
頬骨の角度と比例しない肩幅がこれほどセクシーだとは。

何よりかにより、ヒョンビンの走る姿がこれほどまでに美しいことを世界は知るべき。
なんて、結局リ・ジョンヒョクの話になってしまった。