パーソン

渡部健のスキャンダル


アンジャッシュ渡部健の「浮気騒動」が日本の芸能ニュースを賑わせています。
この人、恐らく「性依存」でしょう。
性格悪いとか、何考えてるんだ、とかではなくて、完全に「ギャンブル依存」「アルコール依存」と並ぶ依存症の病気だと思う。
「自粛」よりも何よりも「治療」が必要なんだと思います。

確かに、スキャンダル発覚前に、早々とレギュラー降板を発表してしまったのはまずかった。
もっとドタバタとした、慌てふためいた感を出すべきだった。

本人は冷静に対処したつもりが、余計な反感も買ってしまった。
何が「正解」かがわからないのがこうした「スキャンダルへの対応」ではあるのですが。

芸人のスキャンダル、という捉え方ではなくて、「依存」に焦点を当てるべきだったのでは、と思うのです。
調子に乗ってたとかではない、と思う。
これは、日本のマスコミが面白おかしくコメントを求めて、それが垂れ流しになる、という図によって「ヒンシュク」からの「ジシュク」になる典型的パターンです。

根本、この人(渡部健)の衝動性の強さが巻き起こす「行為」であって、本人の意思が及ぶ範囲ではなくなっているんだと推測します。
恐らく、佐々木希と結婚する前は制約がなく好きにしてきてもう十分だと、そして「結婚」によって落ち着くつもりもあったのではと思います。
それが、意に反してそうならず、もっとスリルが味わえてしまったのかもしれません。
「愛」のないセックスだから許される、という感覚もあったのではないか、とも思います。

アメリカではタイガー・ウッズが「セックス依存」を公にして話題になったのだけど、この人(渡部健)も絶対「セックス依存」を公表すべきではないでしょうか。
精神科医の診断を受けて、公表をする。
治療を受けた後、回復途中であること、克服に向かっていることをアピールし、その権威になるのもいいかも。

アメリカではアルコール依存、麻薬依存、性依存等、克服して回復した人を「サバイバー」と呼び、偏見の眼を向けない土壌があるらしい。
それだけ「アディクション」の人の数が多いのかもしれないけど、日本もまた「サバイバー」を利用すべきと思います。
「サバイバー」だけが伝えられる「アディクションに苦しむ人」へのメッセージがあるはずです。

佐々木希はどうするのだろう。
離婚も視野にいれてもいいんじゃないかな?と勝手に思います。
タイガー・ウッズの離婚した奥様は、ファッションモデルだった。
こういった男性は、自己アピールも出来て、「狙った獲物」を逃がさないスキルもある。

元大統領のビル・クリントンも「性依存」の治療を行ったらしい。
ヒラリーは離婚しなかった。
違いは、世代?な気がします。

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