香港への郷愁



5月が今日で終わります。
コロナで一変した生活がこれから少しづつ日常を取り戻してゆくのでしょうか。
いずれにしても、今までような無防備な生活は永久に去った気がします。(もちろん、ワクチンができてコロナが撲滅できればという希望は捨てられないけど) “香港への郷愁” の続きを読む

カミュの「ペスト」を読みました


「ペスト」が今読まれているらしいです。
育ってくる過程の中で、読むべき100冊!、高校生必読100選、とか夏休みの文庫フェア!、そんなラインナップに必ず入っていた気がする「ペスト」、学校の図書館にも、街の本屋さんにも必ずありました。
避けて通って、手にも取ったことがなかったその「ペスト」、この騒ぎの中で思わず読んでみました。 “カミュの「ペスト」を読みました” の続きを読む

「マイ・サンシャイン」と「樅木は残った」~共通点を探してみた~


「樅木は残った」が頭に残っていて、なかなか次の本に行くことができません。
原田甲斐のお家(いえ)を救うためにありとあらゆる「一見した正義」に背を向ける強さ。
原田甲斐の本当の「正義」は、表には決して現れない「正義」だった。
それは、孤独でしかも「罪人」としてのそしりを未来永劫受け入れることを強いるもの、一家惨殺をも覚悟した正義でした。 “「マイ・サンシャイン」と「樅木は残った」~共通点を探してみた~” の続きを読む

「マイ・サンシャイン」 ~実は一回挫折してた~


山本周五郎の「樅木は残った」を読みながら中国ドラマ「マイ・サンシャイン」を視聴完了しました。
カオスな週末。
武士の壮絶な人生を読みながら、中国の上海で繰り広げられる、ラブリーなストーリーを垣間見ました。

1660年代の伊達藩、2015年の上海、共通項は何もないです。 “「マイ・サンシャイン」 ~実は一回挫折してた~” の続きを読む

チェ・ジウの出産 ~韓国の未婚率~


「冬ソナ」のスター、チェ・ジウが第一子となる女の子を出産したとか。44歳。
母子ともに健康で、「私は高齢出産のアイコン」という発言もされています。
うがった見方をすれば、完璧な自然妊娠だったのか、そこらへんからきちっと説明してくれないと、「お金があったからできたよね」という話になってしまいます。
セレブな病院、著名なドクター、科学の恩恵を受けた妊娠、それらから一線を画している、ということが公にされないと、素直に「はい、そうですか」とは言えないような気がします。
まあ、めでたい事ではあるけれど。 “チェ・ジウの出産 ~韓国の未婚率~” の続きを読む

「マイ・サンシャイン」~ピュアstoryが生まれる土壌~


「マイ・サンシャイン」の魅力は何といってもヒロインとヒーローのピュアな心だと思います。
人々の心情の描写はおそらく、日本で言えばふた昔前の「昭和」時代なイメージ。
2004年の「冬のソナタ」が新鮮だったように、どう見てもいい大人の二人が簡単にセックスしないところも共通項なような気がします。
おそらく、このシチュエーションを今の日本に移しても違和感があるのだと思います。 “「マイ・サンシャイン」~ピュアstoryが生まれる土壌~” の続きを読む

中国にまつわる個人的な話


ドラマとは離れた話ですが、個人的に中国という国に興味があります。
ハングルよりも北京語はキレイだと思うし、自分の父親が「中国」で生まれていて、戦後親戚が「中国」から引き揚げてきたり、最初の海外旅行が1980年代前半の中国だったり、と「縁」を感じていると言った方が良いかもしれません。 “中国にまつわる個人的な話” の続きを読む

マイ・サンシャイン ~何以笙簫黙~ ウォレス・チョンの魅力


何故か再び華流(ふぉありゅう)ブームがきていて(いわゆるマイブーム)「マイ・サンシャイン~何以笙簫黙~」を視聴しています。
2015年の中国ドラマですが、「孤高の花」で好きになったウォレス・チョンがheroです。
言ってみれば、ピュア・ラブストーリー。 “マイ・サンシャイン ~何以笙簫黙~ ウォレス・チョンの魅力” の続きを読む