『己が手にしたものが取るに足らぬ』と知る力 ~トンイ~


2年前になるのですが、あの『チャングム』のイ・ビョンフン監督が演出した『トンイ』を視聴して、とっても印象に残ったセリフがあります。

トンイの父は死体を検視する、いわば李氏朝鮮時代では賤民の身分ながら、父と兄に可愛がられトンイは幸せな生活を送っていました。
トンイ父が頭目として活動していた「コムゲ」という組織が両班と対立し、(逆賊として)父と兄が殺されてしまってからトンイの運命が大きく変わります。 “『己が手にしたものが取るに足らぬ』と知る力 ~トンイ~” の続きを読む