「シティーホール」見事な脚本!


寝てもさめてもそのドラマのことを考えているほどのめり込むことがあります。
何年かに1回ぐらいだけど、その時の気持ちの高揚感と没我の境地は何ものにも代えがたいものです。
最近はそれほどのものはないなあ~~~
なかなか厳しい観察眼(と自分で言ってみる)なのでそこまでの境地に到達することが難しいのです。 “「シティーホール」見事な脚本!” の続きを読む

台湾ドラマの傑作! ~秋のコンチェルト~


「仮面の王イ・ソン」は韓ドラだけれど、最近台湾ドラマを全く観ていないことに気付きました。

最後に観たのは(完走した)ドラマは「結婚って幸せですか」っていうものすごいタイトルの、そして台湾ドラマにしてはリアリティ溢れたドラマでした。
私の好きな台湾ドラマはなんといっても「秋のコンチェルト」
台湾では、2009年から2010年に放送したドラマです。 “台湾ドラマの傑作! ~秋のコンチェルト~” の続きを読む

「仮面の王 イ・ソン」から感じる日本と韓国との違い


いや~暑い。
そんなこんなでこの暑さ、しばらく我慢しなければならないのでしょうか?
何日か前、北海道の友人から「ストーブを使っている」というメールがきて驚きました。
日本って狭いようで広い、縦に長いだけのことはあるんだなあ、と思いました。
自分の見ている風景だけが「世界」ではないってことです。

NHKBSで毎週日曜日に放送されている韓国ドラマ「仮面の王イ・ソン」が佳境に入っています。
あと残すところ5話。
なかなかよくできたドラマだと思います。(15話までのところ) “「仮面の王 イ・ソン」から感じる日本と韓国との違い” の続きを読む

「帝一の國」を考えた

今月21日に地上波で放送された「帝一の國」、去年、偶然鑑賞してその面白さに感動。映画館に3回も観に行きました。
何一つ無駄なシーンがなく、「予定調和」と見せながら、少しづつずらしてゆく着地点のひねり、現実世界の闇を混ぜるのだけど、根底にあるのは『ユートピア』、「楽しませる」ことを徹底的に考えたまさしくエンタテイメントな映画です。原作を全く知らなくても楽しめること請け合います。

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「チェ・ジウの結婚」と「シンデレラと4人の騎士」


チェ・ジウが一般男性(という言い方もどうかとは思う)と結婚したそうです。
相手の男性を公表はしない様子です。
一般男性と言っても、起業で成功した人とか、不動産をかなり所有しているとか?と思ったけれど、IT関係の会社に勤めているサラリーマンらしいです。 “「チェ・ジウの結婚」と「シンデレラと4人の騎士」” の続きを読む

「冬ソナ」再視聴⑨


ユジンへの誤解が解け、ユジンの体も無事、ミニョンは自分の感情を素直に表現する人なので、その喜びをユジンにぶつけます。まず、退院の日に花をプレゼント。「こんなことをするのは初めて」というミニョン。公園に車を停め、今までのことを謝ります。「ユジンさんのことを誤解していました」と。「誤解が解けたならそれでいいんです」というユジン。何も聞こうとはしません。何故誤解していたのか、ということも詮索をしないユジンにますます惹かれるミニョンです。 “「冬ソナ」再視聴⑨” の続きを読む

「冬ソナ」再視聴⑧


チェリンの画策により「マルシアン」のパーティーでユジンのドレスとチェリンのドレスがかぶったことで、ミニョンの態度が変わります。チェリンの話すことを全て信じたミニョンは、ユジンへの好意が全て「失望」に変わってしまいました。 “「冬ソナ」再視聴⑧” の続きを読む

「冬ソナ」再視聴⑦


チェリンの画策は、まだまだ続きます。サンヒョクにユジンとミニョンが同じ仕事をするのを知っているのかを確かめるのです。知らないと確信したチェリンはサンヒョクがユジンと待ち合わせている電話のやり取りを聞いて、偶然のようにミニョンとのデートに鉢合わせたかのように装い、ユジンが「マルシアン」のミニョンと一緒に仕事をしていること、ユジンがサンヒョクに黙っていたことを分からせるのです。 “「冬ソナ」再視聴⑦” の続きを読む

「冬ソナ」再視聴⑥


この現地視察のホテルのシーンも好きだなあ。ユジンがミニョンを通してチュンサンの一つ一つを思い出すプロセスを丁寧に描いています。車の中でのユジンには不快なやり取りもミニョンは一向に気にする様子もなく、現地に着きました。雪の中はチュンサンとの思い出がたくさんあります。雪ダルマを見てはチュンサンと作ったことを思い出し、二人で雪をかけあってふざけ合ったことを思い浮かべます。 “「冬ソナ」再視聴⑥” の続きを読む

「冬ソナ」再視聴⑤

私がかなり好きなシーンが第4話の冒頭です。伏線はその前にまいてあって、「マルシアン」の出口でジグゾーパズルの1ピースをユジンが拾い、コートのポケットに入れていたこと。そして「マルシアン」で初めて理事に会う日、その欠けているところにピースを入れた瞬間にドアが開き、ミニョンが入って立ち止まる。なんて印象的で素敵なシーンなんでしょう。
欠けているのは、ユジンへの記憶で、そのピースをユジン自身が入れた、そのピッタリとはまったパズルこそが『チュンサン』なのです。 “「冬ソナ」再視聴⑤” の続きを読む