「最高の元カレ」の視聴20話を過ぎてちょっと足踏み状態だけれど、シャンナンが去っての次の難関は「リー・タンパパ」になってきました。
40数話の長丁場には、困難は数個ないと説得力が足りなくなります。
ここに来てちょっと「韓ドラ」テイストになってきました。
シャンナンと別れたハオランがファンスーに気持ちがシフトして、リー・タンとハオランがファンスーを巡っての攻防がますます激しくなってくるのは間違いありません。
愛されキャラ、っていうヒロインではないけれど、ファンスーの実直な姿勢が光ってきます。
シャンナンとの違いを上げると、
ファンスーは、まず①仕事が大切。自分の意に沿わないことはしない。
シャンナンは仕事に私情を持ち込みました。モデルの仕事をリー・タンのもとに行くために断ることもしています。
②自分のために動いてくれた人に報いたいという思いは人一倍。
シャンナンは自分のために動くかどうかが人間関係の基本。使えない人は見捨てる、ということもやってしまいます。
③正義感の塊、媚びはうらない。
シャンナンは人を蹴落とすためにはなんでもやる、ある意味「敵役」を忠実に果たしていた、ということでもあります。
④庶民的。市場で食べることもいとわない。
シャンナンは「セレブ」であることを重要視していました。市場は特に嫌い、だったようです。
それにしても、シャンナンの嫌われるために設定したエピソードの数々にちょっとかわいそうになってしまいました。
そこで思い出したのが、あと15話で完結するNHKの「半分、青い。」の佐藤健の奥さんだったより子さん。
あの原田美枝子と石橋凌のお子様、石橋静河(しずか)が演じたのですが、何の魅力もない役だった。
登場したときには、律を手練手管でゲットしたあとで、そのすぐあとには「教育ママ」になっていて、常に「イライラ」している感じ。
NHKで知名度が上がるにはちょっと「暗くて地味」な役どころだった気がします。
なんで律と結婚したのか、という疑問も数々上るし、この「より子さん」も鈴愛(すずめ)との対立で、「嫌われ役」を背負わされたのでしょう。
それにしても石橋静河、お母さんの原田美枝子に似ている気がしないでもないけど、あの「恋は緑の風の中」のインパクトある存在感とどこかコケティッシュな魅力があった原田美枝子にはちょっと何かが足りないような・・・・(下の写真は映画「恋は緑の風の中」佐藤佑介君、好きだった・・・)
そう、母にあって子にないもの、それは「切羽詰まった感」というのでしょうか?
原田美枝子には「野心」を感じた気がします。
反対に恵まれた環境におかれたゆとりを石橋静河に感じます。
三浦祐太郎にも似ているかな。
二世の宿命ですね。
話がそれてしまいました。