カン・ギヨン、韓国の俳優ですが、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で主役のメンター役を演じて爆発的な人気を博し、なんと日本でファンミーティングまで行ったらしいです。
何がうれしいかって、そんなカン・ギヨンをもっと前から注目していた私の先見の明が証明された・・・なんて。
「キム秘書はいったい、なぜ?」での役を絶賛していました。(ドヤ顔)
『このドラマで私のお気に入りは、この方、カン・ギヨンさん、役名はパク・ユシク。
役柄に対する思慮深さ、受ける芝居の上手さ、それでいて視聴者に印象を残すスキル、脇でいることの楽しさを味わっている感じが伝わってきます』
ソン・ソックも「サバイバー60日間の大統領」で絶賛していた・・・。
彼も最近、「私の開放日記」でブレイクしました。
『私の推しはチ・ジニ大統領代行を支える秘書官、チャ・ヨンジン秘書室長を演じているのソン・ソック。
ルックスは今一つですが(身長も韓国俳優としては高くないけど、バランスはいい)、ものすご~い存在感があり、1話から視線を集めるキャラクターを見事に演じています
やっぱり俳優は「ルックスだけではない」ということを証明してくれます。
何が凄いって、だんだんとかっこよく見えてくるからすごい!
一見平凡なこのソン・ソックが発する言葉、セリフが耳に残るのです。(と言ってもハングルを聞き分けているわけではない、念のため)
セリフの強弱と抑揚と速度を変え、それにジェスチャーを交えて、秘書官の冷徹さと、実は激しやすい元の性格を表現しつつの、それを押さえている「自律心」をも表せる力を持っているのです』
またシリーズ2が作られた「D.P-脱走兵追跡官-」
『略 一番びっくりしたのは、チョン・へインのバディ役を務めたク・ギョハン。
全くもってしらない俳優だったのですが、ものすごい役者です。
見ようによっては、チョン・へインを完膚なきまでに食った、とも言えるし、ギョハン自身も存在感を見せつけ、ギョハンによってまたへインも輝いた、ともいえるような気がするのです。
この矛盾する見方は、ク・ギョハンの存在がそれほど多角的で、不思議で、面白く、魅力的なのです』
いや~、ネットフリックスの契約を解除して早2ヶ月、ユーネクストで中国ドラマを観ているけど、大きな声では言えないけれど、演技力においては韓国の足元にも及ばない、と思います。
なぜか?
それは、圧倒的に「脇役」をこなす俳優の「層」が薄い、これに尽きると思います。
商業的映像が作られるようになってまだ30年くらい。
確かに、1970年代の日本のドラマも「素人感が満載」だった。(何故か日本は脇が上手くて、主役が素人、というパターンが多かった)
中国人俳優もこれからなのだと思う。
そうそう、「運命100%の恋」の主演シン・ジャオリンを支える秘書役の男性アンソンを演じた、チャン・ロン、上手だった。(上の写真左)
脇の俳優が注目されるのも、「イケメン」じゃない俳優が台頭するのも、社会における「成熟」が必要なのだと思います。