パーソン

「ナ・イヌ」と「アン・ボヒョン」



次から次へと新作が続くドラマ界、なかなかついていけない。
内容では選べなくなっているので、興味を持った俳優から入ろう、となんだか初心に戻ったような今日この頃。

で、最近なんとなく興味を持ったのが、今NHKBSプレミアムで放送している「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」でいじめ問題から降板したジスに代わって主役を務めた「ナ・イヌ」
まだ数話なのだけれど、最初から主役だったような気がするくらい役にマッチしている。(と言ってもジスの演技は観ていない)
後だし的でなんだかなのだけれど、そんなジスが好きではなかったので、圧倒的にナ・イヌに好感が持てる。

ジスの声のハリのなさ(なんかくぐもった感じ)と表情の変化の乏しさ(なんか暗い感じ)にどこか「足りなさ」を感じていたので、イヌの「明るさ」と「柔軟さ」にオン・ダル、という役の「王女ピョンガン」を支えるknightがハマっている、と心の中で大絶賛をしています。

それにしても、主役降板を決定したタイミングは撮影が95%くらい終了していた時だったらしい。
ジスの出演を全部撮り直した、ということなので、相当手間がかかったそうです。
ジスはこのトラブルで事務所の契約を解除になったけど、制作会社がジスが所属していたキーイースト(ヨン様が作った会社、今は手放した)を訴えて、裁判沙汰になっています。(和解したかは不明。裁判に関する記事は更新されていない)

と、ドラマとは関係のないところを書いてしまいましたが、ナ・イヌ、良い!
伸びやかさと溌溂さ、そして温かさ、「陽」のオーラを放つことができる役者です。

そして、もう一人の注目している俳優は、アン・ボヒョン。
あの「梨泰院クラス」で「悪(わる)」を演じ、存在をしらしめた役者です。
主役パク・セロイ役のパク・ソンジュンを光らせた、影の存在、「ヒール」役を徹底的に演じました。
妬みとコンプレックスを持ち、父の影におびえ、弱い者には容赦ない、痛ましいほどの「クズぶり」が見事でした。

185cmのパク・ソンジュンよりも、ちょい頭が上に出るので、びっくりしていたら、なんと188cmでした。(ほぼ2m?)
そして、ソンジュンにも負けない、胸筋と二頭筋。

何が気になったかって、パク・ソジュンと同い年(33歳)で、ダークな役をやるという「スタンス」
主役をはれそうな容姿・演技力を持っているのに、何故という疑問。
テキトーに経歴を調べたら、モデル業をしていて、役者デビューが後発(多分「兵役」を終えているのでその分も遅い)、きっと回り道も厭わない性格、と勝手に想像を膨らませてしまいました。

もしかしたら、柔軟性があって、マイペースな人ななかも、と勝手に思ってしまった。

そして見始めた「マイ・ネーム:偽りと復讐」
アン・ボヒョンは、ヒロインを包み込む「オッパ」な役、だそう。
あの大きな逞しい身体に包まれたい、女子必見。
期待したい。

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