「愛の不時着」12話 ~権力・お金の肯定感!~



「愛の不時着」第12話でセリとジョンヒョク部隊の4人と盗聴業務についていたマンボクが再会します。
抱き合って喜んでいるセリと4人の隊員たち。

最初は笑顔で見守っていたジョンヒョクが、我慢できずにその輪に割って入り、セリの手と自分の手をつなぎ、輪を解散させるシーンはツボ!
ジョンヒョクの「ちょっとした嫉妬心」をちょっとした態度でさら~っと表す場面は結構「キュン」ときます。
あからさまでないところまたいい。

部隊の4人とジョンヒョクとセリに会える前のエピソードは「笑い」のエッセンスが満載でした。
ピョ・チスがチキン店で急遽配達のバイトをしているときにジョンヒョクが電話注文をするも、賄で出されたチキンを食べているときで、チスは食べるほうを優先、受話器を上げて話し中にしてしまい、あと少しでジョンヒョクとの会話ができたのに、逃してしまいました。

ウンドンはネットカフェで「血のにじむ努力」というハンドルネームでゲーム対戦、実は相手はジョンヒョクの「トマト栽培者」で、直接会おうということになるものの、セリに止められジョンヒョクは外出できずにウンドンは待ちぼうけ。(ゲームでウンドンにぼろ負けしたジョンヒョクは上官の面目を保ったということ)
5人の必死の南の人になろうとする姿になんだかんだと「笑える」箇所満載でした。
チョルガンとの緊張感があるものの、とりあえずの「フリータイム」って感じ?

ジョンヒョクもセリとお酒を飲み、「このままここで君と結婚して子供を持ちたい。君が年老いていゆくのを見ていたい。ピアノをまたやりたい」、と本音を漏らすのです。

この12話は、セリが北でお世話になった「恩返し」のストーリーでもありました。
セリのマンションで、お肉を焼いて食べさせる場面は、ジョンヒョクの官舎の庭でお肉を焼いていた場面との「対」でもありました。

いずれにしても、前話からの流れで、セリが会社を経営していること、家も最新式家電が揃っていること、使い切れないお金持ちであること、話ていたことは全部本当だったことを証明しました。

南に来てからのセリとジョンヒョクの微妙な変化が現れます。
パソコンのゲームに夢中になったジョンヒョクに子供使用に制限をかける、外出したがったジョンヒョクを止める。

前話で、ジョンヒョクがデパートのドアマンをやっている動画がupされ、二人でパソコンを見ていた時、セリが椅子をジョンヒョクに譲ろうとするも、ジョンヒョクを称えるコメントばっかりなことにちょっとムッとしたセリの「やっぱり立ったままでいて」というセリフ、そして逆らわないジョンヒョクに萌えました。

北でのセリも堂々としていたけれど、南でのセリは揺るがない自分のエリアでの強さがある。

彼女の持つ「権力」「お金」の全肯定感がたまらない!!