「星に誓う恋」 ~ジェリー・イェンとAKIRAを比較してみた~


外出を出来るだけ控えようとすると、どうしてもドラマ視聴の日々が続きます。
ついでに(?)寝る前GYAO!で、中国ドラマを観る習慣が出来てしまった。(身体には良くない・・・・らしい)
ジェリー・イェン主演の「星に誓う恋」、御曹司の一夜のお遊びからの実の子と母との対面、からの父性の芽生え、からの真実の愛、からの自身の過去への清算・・・・
まあ、ジェットコースター的ロマンス的愛憎ドラマ、なのですが、なかなか面白い。
2014年放送で、すでに6年前になるのですがやっぱり(とういうか当然)ジェリーはかっこいい。

そしてこのドラマは吹き替え(中国語)になっていて、それがまた思わぬ効果を上げていると思います。
何故か?
はっきり言ってジェリーは演技が下手だと思うのですが、吹き替えによってなかなか上手に思えるのです。
それは、「声」がいいから。

ジェリーの声質が悪いわけではないのですが、おそらく「声の使い方」が下手なのだと思うのです。
台湾のドラマってそんなに演技にもセットにも、ストーリーにも作りこみがないというか、テキトーな感じだったので(今は進歩している・・・ハズ)、基本もないままにどんどん主演ドラマが制作された・・・感じ?
もちろん、スタッフにも恵まれ、実績を作り、ファンも大事にしている人なのですが、「演技派」にはなかなか辿りつく様子はない。

ですが、何よりも大事なものをジェリーは持っているのです。
それは、主演としての「華」つまり圧倒的な「オーラ」なのです。

ライバル役のデニー・ホァンがジェリーよりも、若くて背も高いのですが、ジェリーのオーラの前にはなかなか太刀打ちできない。

演技のメソッドはさておいて、これはもう絶対「努力」では手に入れられない。
持って生まれた、giftです。
そして、矛盾するけど、ジェリーはそのgiftを保つ「努力」をしている。

日本で言えば、「福山雅治」?「キムタク」?

元カノ、リン・チーリンとはジェリーの今一つ煮え切らない態度が原因で別れたけど、その反省もしている真面目な人のようです。(彼女に自分の愛情を表現することができなかった。自分に自信がなかった・・・)前のブログにもどこかで書いた気がしますが。

そんなジェリーとは恐らく正反対のタイプの結婚したAKIRA(エグザイル)
多分、AKIRAは、底抜けに明るくて、自分に自信があって、何より感情の起伏がなく、楽天家。
(ヤンキーだし・・・・個人の意見です)

リン・チーリンよりも7歳年下だけど、それを感じさせない大人度が高い人だと思います。
「格差」もリン・チーリンの元カレたちの存在も、ものともしない人でしょう。(中国メディアにもAKIRA、誰?という空気が流れたとか)

ジェリーは繊細で、感情の起伏があって、外での張り詰めた緊張感、その反動での安らぎの渇望、結構複雑そうです。
確かに20代30代前半、ましてや彼女のことまで手に負えなかったのは、仕方がないのかもしれません。

是非、心広く明るく逞しく優しくどっしりと構えた、美女を捕まえて欲しいものです。