パーソン

俳優のはやりあれこれ


写真は「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」のチョン・ヘインとソン・イェジン。
「パラサイト」のソン・ガンホの息子役という重責を担い、その責務を十分に果たしたチェ・ウシク。
ユチョンが主演で出演した「屋根部屋のプリンス」というドラマ(2012年)で、ユチョン(世子)のお付きの人を演じていました。
最後まで視聴したのに、全く思い出さなかった。
そう、どこにもいそうな顔でもあります。
チェ・ウシクの再発見をしたくて、「屋根部屋のプリンス」、再視聴してみたい気がします。

人に借りて視聴した韓ドラ、ソン・ヘギョとパク・ボゴムの「ボーイフレンド」、早送りで視聴完了したのですが、つまらなかった~
ボゴムの美しさはもちろん堪能できるのですが、ヘギョとの関係性においての「制約」があり、ひたすらヘギョの立場を思いやり、受け入れ、理不尽な脅しにもメゲない、スーパー優等生のキャラが残念でした。
ヘギョと離婚するために、自ら浮気したと芝居した、元夫を演じたチャン・スジョンの方がずっとヘギョに相応しい感じがしてしまって、感情移入ができなかったのです。

ホテルの社長と新入社員の恋・・・・
「シンデレラボーイ」を描くつもりだったのだろうけど、ムリがあった。
ボゴムの立場を徹底的に追い詰める「手立て」の甘さ。
「シンデレラガール」をいじめるやり方(韓ドラの)とは違って、いまひとつ手ぬるかった。
なんか、穿った見方をすれば、「韓国の男社会」?の片鱗もうかがえる気がしました。

それにしても、こんなボゴムを何も望んでない、というのが視聴者の気持ちだったのではないか、と思うのです。
「雲が描いた月明かり」のハツラツとして、わがままで、自信に満ちて、自由に感情の起伏をあらわにする、そんなボゴムを見てしまうと、物足りない。
次の作品は、是非もっと練って絞って、慎重に選んで欲しい。

最近、台頭してきている男優のタイプが少し変わってきている気がします。
ドラマでもリアリティのある顔の人が増えているような・・・

「応答せよ1988」で振られた男子、リュ・ジョンヨル、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」に出ているチョン・ヘイン、そしてチェ・ウシクもすごくフツーのタイプです。
3人ともドラマでも主演を努めています。

日本で言えば、柄本佑、中村倫也、今季朝ドラの 松下洸平あたり?
両国ともに「リアリティ」を追求する時代になっているのかも知れません。
打倒、顔の濃い彫刻のようなイ・ミンホ、チ・チャンウク!

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