「本格小説」水村美苗 ~重厚で緻密、そしてエンターテイメント~

 

久々に長~い小説を読みました。
その名も「本格小説」、作者は水村美苗。
全く知らなかったのですが、2003年に読売文学賞をとった作品だったのです。
上下で1000ページ超える長編ですが、グイグイと引き込まれ、特に後編は一気読みになること請け合います。

あの有名なエミリー・ブロンテの「嵐が丘」の日本版、ということなのだそうですが、読んだことがなく比較することもできず、まっさらな状態で読めました。 “「本格小説」水村美苗 ~重厚で緻密、そしてエンターテイメント~” の続きを読む