平昌(ピョンチャン)オリンピックをちらちらと見ていて(フィギアスケートの男子フリーは真剣に見ました。祝!金メダル!羽生結弦)「冬ソナ」のロケ地ということから、妙に「冬ソナ」を観たくなりました。取りあえず、3話の途中から見て最初に戻る、というちょっと変則気味な始まり方で、観はじまりました。
婚約式のために美容室で髪を整えて、ホテルへ向かう途中「チュンサン」(ペ・ヨンジュン)にそっくりな男性を見かけ、思わず追いかけるユジン(チェ・ジウ)。婚約式にも間に合わなくなり、やっとホテルにたどり着くと、倒れてしまいます。心配するサンヒョク(パク・ヨンハ)、怒り心頭のサンヒョクママ(この方は、「チャン・オクチョン」でデビママ(大妃)を演じていました。上手な人です)
何が悲しいかって、ユジンにあれほどけなげに愛を貫くサンヒョクを演じたパク・ヨンハがもう、この世にはいないってことです。真面目で不器用で、でも優しいサンヒョク。どうしてもこのイメージがヨンハには付きまとい、日本で人気となったことが返って足かせとなったのか、そこから抜け出そうとしてもがいていたのか、気の毒な人だったこの役の不幸せ感とだぶります。
あのとき夢中になったイ・ミニョンを演じるヨンさま、やっぱりステキです。夢中になって視聴した頃よりは、サンヒョクの報われ無さに共感できるのですが、やっぱりミニョンが登場するとどうしても視線がそちらに行ってしまいます。
身にまとう品の良さと知的さとオーラ。
この後のドラマが「太王四神紀」と「ドリームハイ」しかないのだから、ヨンさまは、俳優業よりもビジネスマンになってしまったのですね。ちょっと残念です。
それにしても、チェ・ジウのスタイルのいいこと。モデルなみの身長(174cm)と手足の長さを活かした冬のファッションが素敵です。韓国テイストを排したオーソドックスな色合いと組み合わせ、その時にはわからなかったけど、スタイリストさんは日本のファッションをかなり意識していた気がします。
その分、チェリン役の(パク・ソルミ)がthe 韓国ファッションを思いっきり身にまとってくれています。(この人は今や人妻)
韓国では、ユジンは優柔不断だ、と言われて批判されたそうですが、日本ではそんな反発もなく受け入れられたとか。「断れないキャラ」は日本ではシンパシーをもたれたのかもしれません。
1話.2話をじっくり観ていると、ユジンがほんとにチュンサンを好きで、チュンサンもユジンを求め、その思いの深さを感じることができます。
運命の二人をまた久しぶりにゆっくり見ようと思います。