今日、白髪染めのお店に行こうとしたら、なんと予約は「Web」のみ。ついにこんな時代になったのですね。まだ一度も行ったことがなく、電話で様子を聞こうとしたのですが、そんな電話もなるべくしない方がいいのですね。（多分）いえ、行って待っていればいいのでしょうけど、せっかくなのでWEB予約をしてみました。
時代です。（何度も言う）
旅行も、本の購入も、コンサートチケット、なんでもネットで済ませる時代になりました。今年始めて新幹線のチケットもネットで買いました。
スマホも使いこなしているわけではないけど、どこにいてもクリック一つで、簡単にすませることもできる世の中になりました。
今月は自分の誕生日がある月なので、いつもよりも過去を振りかえってしまう傾向がある気がします。
アポロが月へ行ったのも、大阪で万博があったのも、沖縄が本土に復帰したのも覚えていますが、Amazonで本を注文したことは強い記憶として残っています。AmazonJapanができる前のアメリカに直接注文した頃です。簡単な洋書だったと思うのですが、その本が何だったかは忘れています。
何というか、「世界と繋がった感じ」すごい世の中になったんだなあ、と思ったのです。その感覚は強烈でした。
ぞんな簡単にモノが手に入る時代になったのですが、「偶然」の出会いが少なくなっている気がします。
例えば、書店で偶然手にする本とか、お店で衝動買いすることとか、偶然たどり着いたレストランで食事するとか、そんな「出会い」です。検索して調べて、口コミを読んで、という徹底的リサーチは確かにとても助かることが多々あります。
でも、案外人それぞれの感覚だなあ、という「常識」にたどり着くことも多いのです。つまり、買ってみなければ、行ってみなければ、食べてみなければわからない、ということです。
思うのは、生きてゆく上でずっと正解するのは難しい、ということです。必ず「当たるも八卦、当たらぬも八卦」がある、ということです。
「偶然の出会いを楽しむ！」この精神は必要です。