何故かマクチャンドラマを観ようと思い「秘密の家~愛と復讐の迷宮~」(2022年放映)をものすごくテキトーに完了しました。
いわゆるマクチャン(もともとは炭鉱の危険な場所という意味で、どんずまり、が転じて先の見えないジェットコースターのような愛憎劇のドラマをいう。。。。らしい)なのだけどなかなか深い、、、
Wikipediaを見ていたら、「赤いシリーズ」なんかも韓国のマクチャンドラマに影響を与えたとか。
そういえば、「赤い疑惑」の三浦友和なんて、韓流俳優の要素があったようにも思います。
かっこよかった!(「赤い疑惑」は百恵&友和共演の最高傑作だ、と思う私です)
「秘密の家」、あり得ないだろう!とツッコミたくなるシチュエーションの数々、立ち聞き、独り言、平手打ち、拉致誘拐、交通事故(ブレーキベルトを切る行為も含む)のオンパレードと警察&裁判所という国家権力さえも金で買収(これは現実に存在する)、汚職の嵐。
勝手にDNA検査を検査機関に依頼して結果をもらう。
そんな簡単にできるのか?本人の同意は?法的に問題ないのか?
病気(このドラマでは母がアルツハイマー、のちに娘は肝臓移植が必要な重病)と行方不明、(姉の)いきなりの出産と出奔(そして殺害)、アメリカ在住の双子の姉の突然の登場、明らかになる実父の子どもではない兄と妹(二人ともかよ!!というツッコミは置いておいて)、その夫を殺したけど平気で義父と暮らす夫人、何故か主役の友人にハッカーまがいの人がいて、防犯カメラからパソコンからスマホ、CDとUSBに至るまで追跡、再生できてしまう不思議。
ついには復讐のために、相手の家に入り込み、愛の無い結婚をする主人公とその元恋人、疲れる~
自分の好みに合わないということがよくわかりました。
主役を務めたハ・ソジュンは結構好きなタイプだったけど。
あと、後にハ・ソジュンのおじいさまだと判明した、(おじいさまの)専属の看護師ユ・グァンミを演じたパン・ウニさんが良かった。
ふてぶてしいけど気が弱くて、金の亡者なのだけどちょっとマヌケで、劇中一人で登場してセリフをしゃべる道化師のような役を見事にこなしていました。
助演女優賞をあげたい。
ハ・ソジュン、2017年に動画騒動があったらしいのだけど(他人を巻き込む系ではなかった)、すぐに認めてわりと短期間で復帰。
いろんな騒動があるけど、交際云々とか性暴力とか亡くなるとか、人対人のトラブルではなかったのが良かったのだ、と思います。
にしてもSNS、恐ろしい。(また同じ結論です)