何度も言っているけれど、中国ドラマの台頭を感じます。
最近ハマっている俳優さんが、シン・ジャオリン、なんと今年で24歳の若手俳優です。
ネット小説「寵姫の秘密」(シリーズが3まである)という時代劇ラブコメで人気を得て、相手役のリャン・ジェイと4度目の共演「運命100%の恋」を見始めました。
このドラマは台湾で大ヒット、韓国ドラマにもなり、3匹目のドジョウで中国ドラマになった作品。
4度目の共演って、よっぽどこのカップルが視聴者に受けている、そして個人的感情のもつれがない、ということでもあるのだと思います。(もしくは密かにラブラブで共演せずにはいられない?)
どこの芸能界でも身長のごまかしはあるけれど、彼の187cmは本当だと思います。
顔が小さくて、手足が長い。
リャン・ジェイも166cmの公称ですが、二人の身長差に萌える人も多数いるはずです。
中国の人気女優、バイ・ルーと共演した「僕の愛しいラッキーガール」で演じたツンデレ社長とこの「運命~」の役とは被るけど、シュッとしたスーツがとっても似合う青年CEO役、素敵です。
なんと、シャワーシーンもあり、なかなかの肉体美。
「上陽賦」のチャン・ツィイーの相手役、ジョウ・イーウェイ、やっぱり40歳の貫禄、色気、深さには太刀打ちできないけど、20代の「青臭さ」が新鮮。
いや~、ジョウ・イーウェイ、役の素敵さも相まって、ホントにカッコイイ。
チャン・ツィイーの存在感に負けない輝きがあります。
ツィイーのお嬢様が幼馴染の皇子との結婚を父に阻まれ、成り上がりのイーウェイに嫁がされる。
イーウェイはおぼっちゃまの皇子とは違い、百戦錬磨の武将。
一見、いかつく、教養もないような風情なのだけれど、冷静沈着、政治の裏を読み、深謀術数にも対抗できる頭脳の持ち主。
そして何より、青臭い若造がするような「ツンデレ」はしない。
あくまでも、「優しく」常に「労わる」姿勢を貫くのです。(「愛の不時着」のヒョンビンにも似た)
ここが、大人の男性たる所以で、自分の心をきちんと表現することができ、思ってもみないことをやったり、言ったりしない。
そして、相手の(愛する人の)能力を評価し、その力を伸ばすこともできる。
「愛の~」のヒョンビンがイェジンの会社経営能力・財力を受け入れたように、イーウェイもツィイーの(やたらな)プライドの高さを受け入れ、自分の身を守ることのできる強さを褒めたたえる。
皇子との甘い恋愛ではなく、嵐吹きすさぶ荒野を駆け抜ける波乱に満ちた「愛」に身を投じることになるツィイーが国もドラマの分野も違うけれど、「愛の不時着」のイェジンを思い起こさせます。(が、ツィイーもイーウェイも別な方と結婚をしていました、残念)