東出と唐田えりかの「寝ても覚めても」がWOWOWで2月19日に放送するらしい。
動画配信が増えて、WOWOWの加入が下火になった今、「起死回生」を図っている?とか。
いえ、「寝ても覚めても」だけで加入するかな?
Amazonプライムビデオでもレンタルで400円で見られるようです。
思い返すと、今井美樹と布袋寅泰だって、沢田研二こと、ジュリーと田中裕子だって、その後離婚したけど、松方弘樹と仁科亜希子だって不倫だったじゃん。
あの頃こんなにマスコミ騒いだっけ?
そうそう、樹木希林がドラマ打ち上げで暴露した演出家久世光彦とまだ売れてない女優との不倫も有名な話です。(昭和の)
この樹木希林が「ムー一族」というドラマの打ち上げで、TBSプロデューサーの久世光彦と付き合っていた、そのドラマにも出演していた女優さんが妊娠していることをブチマケ、「これからは奥さんと3人で仲良くやってください」と言ったという話は、樹木希林の「ロックな精神」を象徴しているNO1のエピソードだと思います。
久世さんの友人としてパーティーに来ていた沢田研二が「バカヤロー、そんな話はやめろ!!」と言って席をたったとか、その当時者の女優さん(のぐちともこさん当時21歳)は泣き崩れ、周りの人の支えられ、久世光彦は「希林さんの言ったことは事実、自分の不徳のいたすところ。ともこも大きなおなかで頑張った。僕はムー一族が大好きです」と言う、脈絡ゼロのスピーチしたとか。(そりゃそうでしょう)
その騒ぎを聞きつけて樹木希林のダンナ、内田裕也や会場に乗り込むも、入り口で差し止めをくらい(ジーパンだったから)、「離婚だ!」と息巻いて、その騒ぎにパトカーも出動したらしいです。
なんかひどく昭和的でもあり、牧歌的な話だと思います。
この一連の話が大好き(!!)
のちに、樹木希林は「久世さんがこのままショボくれるのを見るのがつらかった」ということを言っていましたが、この発言は「(久世光彦)を甘やかすなよ」という意味と思うのです。(個人の感想です)
沢田研二に対しては、「ああゆう見せかけの優しさが久世さんをダメにした」と反論。(沢田研二は久世さんが他人事ではなかったのでしょう)
夫、内田裕也には「離婚、上等!」とバッサリ、だったそうです(ステキ!)
久世さんがTBSドラマセクションの「天皇」として好き勝手にやってたということ、それに誰も異をとなえられない、そんな図があったのだと思います。
言ってみれは、「倫理観(プロデューサーが自身のドラマ出演女優を妊娠させる)」よりも「実利(何といっても視聴率)」が勝った時代でもありました。
それは今でいうところの「ミートゥー」が当たり前にはびこっていた、ということでもある気がします。
絶対そんな時代を懐かしむことがあってはいけない、と思います。
樹木希林にはなれないけれど(いや~やっぱり唯一無二)、「男の(権力者)の勝手にさせない」意識を持つのは必要な気がします。
不倫の断罪を自らの口で、しかも祝いの席で(スポンサーのお偉いさんもいたとか)ブチマけた樹木希林。
やっぱり、勇気ある人だった。(まあ変人でもあったけど)