京都一人旅 ~東寺~

2泊3日の京都の最後は「東寺」でした。
約45年前、多分修学旅行で訪れた記憶が・・・・・
この五重塔を見たような記憶・・・・(あやふや・・・・)

ここは、駅から(東寺駅という「東寺」にあやかった駅だし)親切でした。
(京阪中書島も「寺田屋は北口」という案内が欲しかった。いえあったのかな?)
「東寺」の案内がたくさんありました。(さすが世界遺産)

で、アッという間に着き、それほど(というか全く)混んでいないので快適な観光。
観智院の宮本武蔵が描いたと言われる画、最近作ったという日本庭園。
疑り深い私は、つい宮本武蔵の絵?ほんと?と思ってしまい、歴史建造物・歴史的遺物を鑑賞する資格もないヤツだなあ、とつくづく思いました。

(それでも)桓武天皇が開基、弘法大師空海に下賜したという密教寺院、世界遺産であることをありがたく思いながら食堂、金堂、講堂、と回ったのですが、金堂?お土産売り場と写経する場所と素人絵画が飾ってある場所があり、まさしく混然一体。

そして、「お経」を唱えている若者。
若いのにスピリチュアル。
いや~なかなか声がでかい。そしてちょっと「うるさい」(言ってはいけない?)
すいません、そんなことを思いながら立ち去りました。

宗教、仏像、なんの知識もないのですがその大きさに圧倒されます。
そして、記憶もあいまいで、どの寺がどうだったかがおぼろげなのですが、感じるのは京都の寺院建立のぜいたくさ。
敷地をたっぷりとり、花・木・草・苔などを鑑賞する庭園。
おそらくその時代の一番腕のいい技術者を使って建てた神社仏閣。
いろんなところで、かなりの割合で火事による消失をしているのですが、大体(おおざっぱな感覚)が徳川時代に再建されている気がします。

つまり、やっぱり「徳川時代」に再建されたものがそのまま残っているってことは、江戸って歴史的に大きな役割を果たしたと思うのです。
戦(いくさ)をなくし、神社仏閣を再建し、そしてそれを維持し、江戸の発展が京都の歴史を支えていた、ということも言えると思います。

「江戸時代」がなければ「観光」もなかったかも。

徳川家康に感謝です。

京都を歩き、そんな「徳川」の再認識、再評価をしてしまいました。
下の写真は紅葉の「東寺」
紅葉の時に行ってみたい。