K-POPと韓流は健在、だ


先日ちょっとした集まりでランチをしたのだけれど、そこでの会話からK-POPはまだまだすたれていない、ということを感じました。
現在K-POPの市場がどのくらいの割合で日本の音楽界を占めているのかはわからないのですが、ドラマと音楽のメディアが一体となって「売っている」のは確かだと思います。
韓国内の市場はわりと小さく(人口も5千万人に満たない)て、もともと韓国エンターテイメントは国外を視野にいれて作られる、というのは常識でもあるらしいのです。

そのランチで、(K-POPに)アジア圏出身のアーティストがいるメンバー構成になっているグループが台頭している、ということも知りました。
韓国芸能プロダクションの経営手腕のすごさに驚きました。
中国出身、日本出身のメンバーがいて、凱旋公演を行えば、それだけで市場拡大が見込める、ってことです。
グローバルなマーケティング戦略です。

そうなると、あの国の外交と文化・芸能は全く別で(当たり前と言えば当たり前)日本市場への戦略には、なんらためらうことがないのは明白です。
そして、日本側も(韓国ドラマとかK-POPを)享受していることがメディアには大きく取り上げらなくなっているのですが、日本市場にも固定的な消費者の存在があるのは間違いないようです。(私も含め)

そんなことで、しばらくぶりに、「新大久保」に行ってみたくなりました。
チーズタッカルビに代わりチーズドッグが流行っているとか。(かなり前から?)
たくましい商魂も感じます。

確かに、「ひかりTV」を観ていると、韓流ドラマは豊富にあります。
最近気が付いたのは、「(韓ドラ)歴史もの」の多種多様さ。

日本の歴史ものといえば、NHKに代表される「大河」、今やBSでの放送になってしまった「大岡越前」とか「剣客商売」あたりの単発ものくらい。
「JIN-仁」「信長コンチェルト」はその中でも画期的なドラマでした。
こんなドラマが作れるのだから、日本ももっと頑張って欲しい。

ところで、「いだてん」視聴率がなかなかあがらないとか。
私も2回観てリタイアしてしまったので、とやかく言えた資格はないのですが、なんか求められているものではなかったんだろうな、と思います。

やっぱり、「善徳女王」、「奇皇后」に倣って、女性の活躍が視聴率の鍵、な気がするのは私だけでしょうか?
「推古天皇」とか「持統天皇」とか、ファンタジー感たっぷりにフィクションも盛って、是非。