「嵐」としての活動を2020年末に一時停止する(再開時期はまだ不明)というニュースが駆け回っています。
ファンクラブにも加入している私はもちろんショックではありますが、大野君の「自由になりたい」という気持ちとそのためにどう活動を終わらせるか、という話合いが行われてきたことがよ~くわかり、納得しました。
そういえば、去年12月25日のコンサートで、新年(2019年)のスケジュールを次々伝える4人の最後に、「年明けのスケジュールは何も決まっていないことをご報告します~」というようなことをうれしそうに発言していた大野君を思い出します。
小さい頃からジャニーズJr.で活動、意志のかたまらないままにグループ結成(大野君はデビューしないでジャニーズをやめようと思っていたとか)、もともと「有名になりたい」とか「ちやほやされたい」とかいう感情が皆無。
「目立ちたくない」という気持ちで生きている人なのです。
そんな人が20年も嵐をやってきたのです。
しかもリーダーを。
彼の「欲の無さ」が「嵐」というグループの根幹を作ったと思います。
歌もダンスも誰よりも上手という大野君があんなに欲がないのだから、ガツガツするのもどうなんだろう?という空気が強くなる。
それがすぐにパーッとは売れなかった要因でもあるし、長く愛されている彼らの良さでもある。
いわゆる、大野智の持つ独特な世界観が嵐の強味でもあり、そこが崩れると一気に違う方向に向かうという「表裏一体」でもあったのかもしれません。
ジャニーズのグループの中でも、コンサートを含めグループでの活動が多く、「嵐」として舞台に立つことが求められ続けていたことも事実だと思います。
アイドルとしての着地点をどうするか?はいずれ避けられない「トピック」だったのかもしれません。
5人の意志をまとめるのには時間もかかっただろうし、納得いくまで話合った結論だったでしょう。
5人の表情がすっきりしていて、前に向かって行こう、「区切り」があることで(いろいろな意味で)楽になる、というgood sample だった気もします。
大野君が絵を描き、釣りをする(船舶免許もとったらしい)そんな生活にあこがれるのもうなずけます。
小倉智昭との「嵐の宿題くん!」関係の懇親会に「家でビンゴゲームがある」という理由で欠席したことも昔話題になっていました。
愛されて育ったのでしょう。恵まれた環境なのかもしれません。(お父さんは「社長説」もある)
そして、そして、やっぱり「嵐の再開」を期待してしまいます。