「半分、青い」が終わり「まんぷく」が始まりました。
台湾ドラマの「最高の元カレ」も視聴完了。
「最高の元カレ」の結末はわかってはいたしHappy End は良かったけれど、ファンスーのリー・タンへの急展開の「愛情」がはなはだ不思議ではありました。
シャンナンを取り戻したくて頑張ったハオラン。でもすぐにシャンナンが「欲望まみれの人物」だということがわかり、別れを選択した。
途中からのファンスーへの渾身愛を考えると、最初の頃のシャンナンへの執着が残念でした。
そこがなければ、ファンスーとうまくいっていたのに・・・・・・リー・タンよりもずっと大人だった。
(気になったのはハオランの吹き替え。やたら息を吐く音が大きくて、気になりだすと止まらなくなってしまった)
もちろん、私はジェリー・イェンの味方です。(矛盾)
それで言えば、「半分、青い」の律と鈴愛のHappy End も期待してもいたけど、「ずっと律のそばにいられますように」(鈴愛が短冊に書いた)、律がマー君に言った「(自分は)鈴愛を守るために生まれてきた」という言葉と二人の最後の「ハグ」、予定調和過ぎ、とツッコみたくなってしまった。
「半分、青い」にはもう少し鈴愛の発明した(そよ風扇風機)「マザー」が売れるところが観たかったし、二人の設立した「スパロウリズム」が大きくなってゆくプロセスにも期待していたところもありました。
ビジネスパーソンとしての鈴愛の活躍、そして、二人が生活を共にする場面はあっても良かったのでは。
二人が結ばれるまでに半年はちょっと長かった。
「最高の元カレ」は中国・台湾の制作でした。
2015年ですが、この10年間でずいぶんドラマ制作の技術が向上したと思います。
まず、「ロケ地」が素晴らしい。
そしてセットと衣装。
2001年、「花男」の衣装といい、ロケ地といいい、全体的な「poor」な感じからすると、「最高の元カレ」はかなり「rich」になり、ここまできたか、中国・台湾ドラマって感じです。(なぜか上から)
それにしてもジェリー・イェンの演技力にはかなり疑問が・・・・
もともと台湾ドラマって結構テキトーな演技力でもいい感じなのだけど、ここ最近の日本人若手俳優の演技力がかなり高くなってきている(と思う)ので、その差を感じます。
ジェリー・イェン自身は、「昔の演技はひどかった」「演技がなんたるかを知らなかった」等々語っているのだけど、「そんなに変わった?」というのが正直な感想です。
神経質な人、というイメージがあるのだけど、案外ポジティブな人、なのかも知れません。
ファンスーを演じた中国人のジャン・シューインのクールビューティーが印象に残りました。
台湾の女優さんと比べると、ちょっと影があって落ち着いた感じが新鮮でした。
そうそう、リー・タンとハオランにくっついている第二の男たちがなかなか良かった。(写真両方とも右の男性)
ファンションが顔に合っていなかったのはさておいて、この二人は演技派です。(たぶん)