お正月からおめでたいソン・イェジンとヒョンビンのカップル宣言。
そのおかげで「愛の不時着」がNetflixでベスト10の中でまた上昇。(もともとずっと入っているけど、この宣言によりUP)
私もミーハー度合いが高いもので、視聴6度目の挑戦をしています。
二人の恋愛報道否定の度に感じたどこかもの悲しい感覚を払拭してくれました。
別れるよりは「友情」でいてくれた方が、という複雑な思いよりも、二人を祝福できることがうれしい。
そしてまた違った角度の視聴が出来ること。
何が違うって、このまなざしは「本気」、という見方ができて、演じることが楽しかっただろうなと思えること。
ラストシーンのハッピーエンドが実際になるかも、という期待も沸く。
どこから本気になったかを探す楽しみもあったりする。(撮影ビハインド的な映像でラブラブ感が伝わってくるらしい・・・そうでしょうね)
(前作共演の映画「ザ・ネゴシエーション」で双方とも好感を抱いていたらしいけど。二人とも、もう一回共演したいと思ったとか)
やっぱり、視聴して思うのは、ソン・イェジンの魅力。
美しい人なのだけど、冷たい感じがしない。
かつてのヒョンビンのお相手、ソン・ヘギョと比べると、「勝気」が表面に出ていない。
おそらく、イェジンもかなりの強い意志の持ち主ではあると思います。
が、それよりもユーモアのセンスと人柄の良さを前面に出すことに成功している。
何より、演技が上手い。(ヘギョよりもずっと)
カン・ソラも悪くはないけど、イェジンの前にはちょっと劣る。
そして、案外キャラクターの差別化が弱い。(気がする)
彼女は「結婚」をしたかったんだろうな。(2020年に結婚。今は妊娠中)
ヒョンビンと1年で破局したのは、当時のヒョンビンに結婚願望がなかったのが原因かも、と勝手に想像。
イェジン上手いなあ、と改めて思ったのは、1話のパラグライダーの不時着後、自力で南に帰ろうと必死で走るときの表情の面白さ。
ユーモアたっぷりで、すました女優ではできない芸当だと思いました。
そして、シリアスシーン。
ク・スンジュンの匿われている家(招待所という)に銃弾に撃たれて回復途中のジョンヒョクが訪ねる。
セリを心配するジョンヒョクに、セリは言葉では冷たく「何しに来たの」と言い放ち、「ク・スンジュンのプロポーズを受けた。もう私たちは会わない方がいい」と言う場面。
セリフは突き刺さる言葉の羅列、表情ではそれに伴うようにしようとしながら、心は真逆で自然と涙が出てしまう。
またその言葉を聞きながらセリの心情を察して、立ち去りがたい表情のヒョンビンいえ、ジョンヒョクが切ない。
なんて、また「不時着フリーク」に戻ってしまった私。
是非、二人にはゴールインして欲しい。