「愛の不時着」の2巡目に突入。
1巡目はヒョンビンのカッコよさにくぎ付けだったけど(もちろん2巡目も変わらず素敵)2巡目はソン・イェジンのキュートさにやられます。
何故リ・ジョンヒョクがユン・セリに惹かれたか、納得できるような気がするのです。
ユン・セリの魅力がさく裂したのは漁船で(もちろん闇商売のヤツ)なんとか帰れることが決まって、(最初の)お別れの会の時。
ジョンヒョクの部隊にお礼をしたい、でも北で使えるお金が一切ないセリは、「感謝状」なるものを作成。
しかも、それにつけたお礼の品は、全てジョンヒョクが買ったもの、もともとジョンヒョクの家にあったもの。
食料品、シャンプー&リンス&ボディソープ、食料品と交換したトマトの苗。
韓ドラ好きのジュモクには、テレビか(ジョンヒョクのもの)、チェ・ジウとの食事が出来る招待券を選べ、という。
えっ!?という顔をするジョンヒョクをしり目に、ジュモクはもちろん「ジウとの食事」を選ぶ。「そう思った」というセリ。
結局、船での国境越えは失敗。
送ってゆく船上で、初めてセリは「ユン・セリ」と名前を名乗る。(ジョンヒョクは「エリーゼのために」を暗譜で弾けるからピアノが上手い、というのはやめた方がいい、と)
海上警備隊(?)の役人が変わり、海上での巡視が厳しくなってセリとジョンヒョクはカップルのデート、ということで難を逃れる。(最初のキスシーン!)
乗る船をただ黙って見送るセリは落胆と怒りで、ジョンヒョクに八つ当たりをする。
冷静に現実をたんたんと諭すジョンヒョク。
眠れないセリは自分が辿ってきた道を帰ろうとパラグライダーを背負って山に登る。
門の閉まる音に気付きジョンヒョクはセリを追いかける。
セリを見つけて初めて呼びかけるジョンヒョクの「ユン・セリ!」はなんと甘く聞こえることか。
セリの持っていた無線がオンになっていて、警備の軍隊が来る直前にジョンソクの機転でパラグライダーで山を下りる二人。(結構CG感満載)
セリはジョンヒョクになぜ自分がいないことに気付いたかと問い、門が閉まる音がしたし、パラグライダーのパラソルの引きずった跡がよくわかったとジョンヒョクは言ったのですが、ジョンヒョクはもともと眠っていなかった。
セリのことが気になり、起きていたのです。
空の上でだからか、セリは冷静になり八つ当たりをジョンヒョクにあやまり「感謝している」と伝えます。
「わかっている」と答えるジョンヒョクはセリへの愛を無意識に持ちつつあったのだと、自分自身の感情を押さえて過ごしてきたジョンヒョクがセリの繕わない真っ直ぐで、思い込みも含めて素直な感情の発露に触発されたのかも、と思います。
セリは帰るために、ジョンヒョクの地位を上げようと決意。
アジュンマたちの中に入り、創意工夫で自己の存在を知らしめます。
セリの魅力の一つは、「クリエイティブ」なこと。
感謝状もそうですが、何もないところでも、何かを創り出す。
「会社」を興しそれが成功しているってところでも裏づけされます。
そして頭の回転の良さに見合った「よく回る口」、それは本当の婚約者ソ・ダン(ソ・ジヘ)とは真逆のキャラクターでした。(彼女も魅力的だけど)
くるくる変わる表情と異なった環境にもどこか楽しんでいる柔軟性と時々顔を出す人懐っこさと垣間見せる強さ。
愛すべきキャラクターです。