1月20日の「マルコポロリ!」を見ました。
ゲストは松本明子と森口博子。
元祖バラドル(バラエティーアイドル)
イヤ~感動です。
二人の「メンタル」に感銘を受けました。
そして何より二人がとても若々しくて、キレイなことにもびっくりです。
松本明子52歳、森口博子50歳。
陽の目を見なかったアイドル時代。
なんとかして芸能界に残りたくって、なんでもやった捨て身の時代。
松本明子の、ファンとの豆まきで、豆を思いっきりぶつけられる、ファンとかくれんぼをする、という企画が本人を発見できずに解散、という一連の事件(?)もさることながら、放送禁止用語を叫んだ事件もすごい!
干される間に、先輩の着なくなった衣装を路上で売る、という発想もすごいし。
寮の女子のお風呂に鍵をかけられ、男子風呂に入った根性もあっぱれ。
どうも松本明子は、もともとの性格がはじけている。
尋常じゃない発想と行動力、「進め!電波少年」でいろいろやった企画は、松本明子自身が「難なく超えたハードル」だったかもしれないと思いました。
「アラファットと二人で夢の中~♬」って??(すごい時代だったのですね。今じゃ絶対できない)
似たような境遇だったのでしょうけれど、森口博子とは少し違うような・・・・
ヒョウ柄の服をきてロバの耳に息を吹きかける企画をやった森口博子に「よくそんなことをやりましたね」という東野幸治に、答えた言葉が「一番つらいのは仕事がないこと」
母を楽させようと、家を建てようとした「根性」が森口博子を支えていたのだと思います。
2人のブレイクが「ものまね王座決定戦」というのが面白い。
2人ともバツグンに歌が上手かった。
ちゃんとした実力があったことも、ここまで生き延びた理由でもあると思います。
やりたいことがこれじゃない!!っていうことも言わずに、できることをコツコツと積み重ねてきての現在。
今やっていることが本意じゃなくても、回り道だと思えても、案外ゴールにたどり着くことができる、というサンプルかもしれません。
松本明子も森口博子も、周りの人に助けられたというエピソードも披露していました。
松本明子は「ものまね」での本番直前、コロッケに「美空ひばり」の物まねのコツを教えてもらい、森口博子は、クイズ番組で同じ答えになった中山秀征がとっさに自分の答えを書き換えてくれた、こと。
しかも、その「ものまね」で松本明子はコロッケを破って優勝。
その後、「これからもがんばれよ」という声をかけてもらったそうです。
人の助けを受けることを拒まない柔軟さも大切です。
なかなかいい話でした。